テナガエビは和歌山県すさみ町ではタナサエビと言うそうです。子供と川で捕まえてきました。
すさみ町も梅雨に入り雨の日が多いです。
今年もホタルは5月末~6月上旬までたくさん見れました。6月ごろからテナガエビが川で取れるよということで地元の詳しい方に連れて行ってもらいテナガエビ穫りを体験させてもらいました。
まず、行くのは夜の7時半頃。あたりは真っ暗です。そのほうがテナガエビが警戒を解いて川辺にいるそうなのです。
この暗い川に明かりを照らすと・・・おお!テナガエビがたくさん!
ぱっと見すぐに数匹います。しかも結構でかい!
これをテナガエビを捕る用の網でどんどんすくいます。虫取り用の網ではなく、網目が黒くて糸が細い網です。
ということであっという間に数匹とれました。
どん!
それからみんなでわいわい楽しみながら獲ること1時間ほど。
50匹ほどのテナガエビが獲れました。
バッカンにわんさかテナガエビが。子供大喜び。
ついでにハゼやスミウキゴリなども捕まえられました。
真ん中はハゼ。右下がスミウキゴリ。
獲った後はいただきます。テナガエビ料理はうまい!
はい、ということでたくさん獲れましたので、娘は何匹か飼いたいということで持って帰ったのですが、次の日になると水の環境がよくなかったのか死んでしまっていました。
浄水した水を入れたのですが、温度?空気が足りない?または残留塩素がよくなかったのか。次はとりあえずポンプを買っておこうと思います。
なのですぐに冷凍してその夜に揚げて食べることに。
ネットで見ると、片栗粉を付けて挙げるとか素揚げが美味しいなどの情報が。
とりあえずからくり粉をまぶし、揚げることにしました。
じゅわー!
すぐに赤くなります。エビの美味しい匂いがただよいます。
出来上がり!揚げたてを早速頂きましたが美味しい!味付けがなくても甘くて美味しいですね。お酒のアテにぴったりな味です。日本酒やビールに合いそうです。
こんな近所に美味しいエビが穫れる川があったなんて。すさみ町に住んで4年。まだやってないことはたくさんありそうです。
すさみ町のみテナガエビのことを「タナサエビ」というらしい。
で、このことをフェイスブックなどに上げると周りのすさみ人の方々が「タナサエビ美味しいよね!」と普通に返ってきます。地元の方に聞くとタナサエビと呼ぶのはすさみ町だけらしいです。どおりでネットで調べても出ないわけですね。
たぶん、ネットで書くのは私が初めてなのかも。しかし、なんで「タナサ」なんでしょうか。むかーしの子供が勝手に遊び半分で命名したとかきっとそんなのだろうとは思いますが。
ちなみにカメムシも独特な呼び方があるらしいですよ。
すさみ町は独立国家みたいでどこか他の紀南地方と違う雰囲気があって好きです。和歌山なんだけど白浜とも田辺とも串本とも違う。なんだろうこの雰囲気。
ということでアウトドアの夏がやってきましたのでまた何か出来事がありましたら更新していきたいと思います。